瓦礫×泉田知事

泉田県知事記者会見の一部抜粋↓とてもわかり易い知事の発言です。
(『柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会』より)
【震災がれきの受け入れについて】2012/04/19

Q 
 がれきの受け入れの件ですが、本県では5市で受け入れを検討するという一方で、県としては慎重姿勢ということで、ねじれのような形になっていると思います。(環境省への)各自治体の回答を受け、細野環境大臣から記者会見の際、「県の方にも理解を求めていく」というような発言があったようなのですが、それについての受け止めをお願いします。

A 知 事
 質問しているわけですから努力してほしいです。回答はなしの礫(つぶて)で、マスコミの前だけで「理解を得るように努力したい」と言ってもダメです。まずはきちんと回答していただかないと。

Q 
 それは質問(事項に明記)の矛盾についての・・・。

A 知 事
 もちろんそうです。そもそも懸念があるわけですし、国が決めた基準で対処したところから基準値超えの(放射性物質を含んだ)排水が出たりしているわけです。なぜこれで安全と言えるのかをきちんと説明してもらわないと。口で言うだけではダメです。(国からの回答を)待っています。

Q 
 三条市や長岡市の市議等が(宮城県女川町のがれき処理場を)視察し、「安全を確認した」というような発言をしているようですが、これについての受け止めをお願いします。

A 知 事
 これは空間放射線と食品汚染との関係をよく理解されていないのでないかと思います。それから外部被ばくと内部被ばくを理解されているのかどうか。さらにシーベルトとベクレルとの関係をご理解されているのか、大いに疑問が残ると思っています。結局、今、懸念を申し上げているのは、放射能が濃縮されたときの焼却灰は水溶性で、内部被ばく若しくは長期低線量被ばくに対してどういう影響を与えるかということについては国際的にも合意がないのです。ですから、(放射能に)しきい値はないので、なるべく放射能は下げるべきということになっている中で、空間放射線量を測るのは、例えば排水に溶けて環境中に出てしまうことを心配しているのであって、「空間放射線量を測ったから安全です」というのは、少し(放射能に対する)知識の部分に問題があるのではないかと。逆に「これで安全」というような形で市民に説明されるのであれば、市民が少し可哀想ではないかな、と感じました。
Q 
 がれきの受け入れの問題で、5市のうち住民説明会を開催しているところもありますが、住民からは反発があったりしているようです。知事としては、説明会を行ったからよしとするのか、それとも住民の同意をしっかりと取るべきなのか、どのように考えますか。

A 知 事
 今、5市が表明しているやり方は、懸念、リスクがあると言わざるを得ないと思います。ですから反発が出ているのだと思っています。(説明会の)やり方の問題ではないと思います。要は総量としての放射能をどうするのか、濃縮された焼却灰をどうするのかという部分の解(答え)がなく、他(の一般ゴミ)と薄めて燃やすということでやろうとすれば、やはり反発が出るのではないでしょうか。これはどういったやり方をしても仕方がないと思います。

(国の汚泥等に係る最終処分場の建設方針について)

Q 
 国の方で、栃木県に8,000ベクレルを超える汚泥等の最終処分場の建設を求めているようです。他県に対しても(汚泥等の受け入れ)を求めていくようですが、本県にも、まだ汚泥等がかなり溜まっていると思いますが、これについては・・・。

A 知 事
 これについては国が基本的な方針を示すべきなのではないでしょうか。8,000ベクレルを超えるということはかなりの濃度ですが、空間放射線量で測れば、それこそ先ほどの話ではないですが、「たいしたことはない」というようになるかもしれません。しかし、そういう問題ではなく、汚泥や焼却灰は環境中に出て食品に入ってくる等、体内に取り込むというところが心配なわけで、そこ(の認識)を間違ってはいけないと思います。どこまでのものを低レベル放射性廃棄物としてしっかりと管理するのか、さらに高レベルとして厳重に管理するのかということをやらないといけないわけです。ちなみに原子力発電所内で100ベクレル以上のものが出れば、黄色いドラム缶に入れてしっかりと管理するのです。これが現在の日本のやり方なわけです。それを埋めるということになると、どういった施設を使うのかと。そもそも雨をしのぐために屋根を設けるのかどうか、雨が降るところに8,000ベクレルを超える廃棄物を入れておくのか、水が蒸発するのを待っているのか、それとも流れ出るのを認めるのかどうか、といった辺りが詳しく分からなければ、コメントを求められても判断し難いということです。
 放射能はできるだけ人間社会から隔絶して、一カ所で集中管理することが原則なのです。日本のようにバラバラとばらまいていいということになり、希釈してOKになるのであれば、燃料棒も砕いて海にまけばいいという話になるわけです。そのようなことは国際的に認められないわけで、もっとしっかり放射能管理をすべきだと思います。

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by hontou-no-koto | 2012-08-01 23:48 | 原発


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