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再生医療

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今日の「クローズアップ現代」見ましたか?
すごいことです!

ヒトの皮膚細胞から、神経や筋肉など体のさまざまな細胞に分化する"万能細胞"「「iPS細胞」の作製に成功した

というのです(@▽@;

たまたま今日は、病気の後遺症で機能障害を持った方と、「あきらめることはないよ、トカゲの尻尾みたいに、人間にだって力はあるかもしれないよ。」「いや、絶対だめだね。」「奇跡ってもんがあるかもよ。」「いや、無いね絶対。」などと、軽口をたたいてきた後でした。
頚椎損傷を起こさせたマウスに、受精卵から培養し取り出したES細胞(肺性幹細胞)を移植することで、なんと機能が完全に回復してしまう・・・までは、現実に有り得た段階だったのです。
しかし、それは・・・本来、命のもとになりうる受精卵を使用するものでした。

御自分の娘さんたちの命と同じものを感じられた研究者が、他の命を奪うことなく、人の命を支える素晴らしい研究をしていたのです。
その研究者にインタビューした今日の「クローズアップ現代」

         生みの親が語る
                 『万能細胞が切り開く未来』

             ゲスト 京都大学再生医科学研究所教授 山中伸弥


実は・・・お話されている山中伸弥教授の魅力に圧倒されました。
その一言一言に真摯な思いが滲み出ておられて、
う~ん、なんて素敵な人なんだろう(*^^*)
こんな人が、政治をしてくれていたら、安心して暮せる国になるのになあ。

教授の研究の原動力は日本政府の無能さに対する怒りらしい・・・事務官の長が三年ごとに変わる度に、科学的な根拠はなく思い付きだけで、すでにある研究プロジェクト(どんなに成功していても)から予算を奪ってしまう。基本的に、3年でプロジェクトが完成できなければ、あきらめろということ。更に、研究に立ちふさがる超官僚主義・・・山中伸弥教授も、あきらめることを一度は考えたそうですが、外国の特許が必要な医療を受けることになった場合の患者負担の大きさを考えると、やめる事は出来なかったといいます(エライ!そして、ありがとう!!)

教授の研究が、もっと進んで行けば、人類の医療が変わるかもしれません。
絶対無理と言っていた人にも希望の光りがさしたのです(^▽^)

文部科学省は、京都大のグループが、あらゆる臓器・組織の細胞に変化する能力を持つ「ヒト人工多能性幹細胞(iPS細胞)」の作製に世界で初めて成功したのを受け、iPS細胞利用を中心に据えた再生医療の実用化研究に本格的に乗り出すことを決めた。
 内閣府も早期の臨床応用のための枠組みを早急に策定し、国内での研究を加速する「オールジャパン」体制を構築する方針だ。米国でもブッシュ大統領が、同様にiPS細胞を作製した米大学の研究を支援する意向で、再生医療の実用化を巡って、国際競争が激化するのは必至だ。
 文科省の計画は、今後5年間に70億円を投入し、〈1〉ヒトiPS細胞などの万能細胞の大量培養法の開発〈2〉サルなどの動物を使った再生医療研究〈3〉研究用ヒトiPS細胞バンクの整備――などを重点的に進める。(読売新聞 11月23日)


私たちの税金を、ミサイル防衛システムなんかじゃなく、こういうのに使って欲しいわさ。
人類を、地球を救う智恵をなんとか出し合わなくてはならない時になっても、
国際貢献=米軍支援しか思い浮かびませんなんて言っている政府には、早く消えてもらいたいものです!!
# by hontou-no-koto | 2008-01-15 23:47 | 日記

やさしく、フッーと一息かけて、抹殺してください

やさしく、フッーと一息かけて、抹殺してください_e0090584_1149010.jpg


Please take breath calmly

やさしく、フッーと一息かけて、抹殺してください。

         ・
         ・
         ・

     拉致先進国家

     早期再稼動

     TV公開謝罪劇

     新テロ支援案

     海外戦場派遣

     現役職場放棄

                佐藤秀治 作品


ギャラリーmu-anにて 
《新潟現代美術集団GUNの軌跡》展開催中
# by hontou-no-koto | 2008-01-14 11:57 | 日記

星野道夫

星野道夫_e0090584_16375794.jpg


美味しいカリーを食べさせてくれる「デイジー」さんにお邪魔しました。
辛めが好きな私、今日はカリフラワーカリーのハーフに、サラダ&ドリンクのセット。
う~ん、やっぱり、キテヨカッタ(幸。。。^^) 

ここで今日は素敵な文章に出会いました。

『エスキモーの家族と過ごした三ヶ月。
北極海のアザラシ猟、トナカイの角切り、初めてクマをみたこと、太陽の沈まない白夜、そして、日本では想像もできない人間の生き様。
この旅は、僕に一つのことを教えてくれた。
それは、こんな地の果てと思っていた場所にも、人の生活がある、というあたりまえのことだった。
人の暮らし、生きる様の多様性に魅かれていった。
どんな民族であれ、どれだけ異なる環境で暮らそうと、人間は、ある共通する一点で何も変わらない。
それは、だれもがたった一度のかけがえのない一生を生きる、ということだ。
世界はそのような無数の点で成り立っている、ということだ。
シシュマレフ村での三ヶ月は、時が経つにつれ、そんな思いを自分に抱かせた。
十九歳の夏だった。』


雑誌「ペンギン」1993年冬号 「アラスカからのメッセージ」より
星野道夫さんの文章でした。
私が手に取ったのは、年4回発行の雑誌「coyote」のナンバー2 2004年11月号「星野道夫 特集」です。

はっとする文章でした。

『どんな民族であれ、どれだけ異なる環境で暮らそうと、人間は、ある共通する一点で何も変わらない。
それは、だれもがたった一度のかけがえのない一生を生きる、ということだ。
世界はそのような無数の点で成り立っている、ということだ。』

このことを知っていて大切に思えたら、戦争を起こそうとは思わないでしょう。
かけがえのないそのひとを、家族から奪おうとは。
かけがえのないそのひとの生活を、弾丸やミサイルで打ち砕こうなどとは。
ここにいる「わたし」と同じように「あなた」も、世界の裏側のひとたちも、すべてのひとに、かけがえのない「生活」があることを、知っていて、そして、こころから大切に思えたら。

人間を、人を殺す道具として扱う者の冷酷さよ。
『国益』を口にする者の浅ましさよ。

美しいアラスカの自然
星野さんが愛したアラスカが、地球温暖化で、危ない
エスキモーの人たちの生活もまた・・・

星野さんは知っていらしたんですね。
21世紀を生きる私たちを、空から見つめているかもしれません。


CURRY + CAFE daisy

  住所 : 新潟県長岡市西神田町1-4-5
  電話 : 0258-35-7333
  営業時間 : 昼 AM 11:30~PM 15:00
           夜 PM 18:00~PM 22:00
  定休日 : 火曜日


星野道夫_e0090584_1765798.jpg

# by hontou-no-koto | 2008-01-06 17:04 | 日記

マリと子犬の物語


マリと子犬の物語_e0090584_14584030.gif
 

新潟県中越地震で大きな被害を受けた旧山古志村(現長岡市山古志地区)が舞台となった映画「マリと子犬の物語」。12月8日の公開後、現在までに観客動員数110万人突破の好成績を収めているが、特に新潟県内の興行成績は驚異的で、地元の映画館Tジョイ長岡が全国1位になるなど復興支援のシンボル映画となっている。eiga.com 映画ニュース


「マリと子犬の物語」の公式サイトに行ってみると、なんというのでしょうか、出演者、製作スタッフに留まらず、地元の人々や映画作りを支えた人たちの善意の結晶のような作品のサイトに驚きました。
実は、私はまだ観に行っていませんでしたが、サイトを見回っているうちに行く気になりますね(^^;
サイトを見るきっかけは・・・
友人(小児科医)から『感動的な映画だと思うが、この映画を見て、フラッシュバックを
起こしてしまったお子さんが何人かいるといって相談されました。大人でも最後まで観れずに出てきたり、心臓がドキドキして動けなくなったとか、冷や汗が出たりといった身体症状が出てしまう人もいるようです。(中略)まだ地震のシーンに自信のない人は注意するように周りの人にお話しして頂ければと思います。』というメールを戴いたことからです。

これから、見に行こうという人の中で、地震を体験された方は、どうかご配慮くださいませ(^^;
# by hontou-no-koto | 2008-01-05 13:23 | 映像

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます_e0090584_20253813.jpg


私たちは地球生命運命共同体!

平均15度の地表温度も、今までは植物のちからによって維持されてまいりましたけれど・・・

にんげんのみなさん、喧嘩してる場合じゃありませんわよ  
     
                              メダカより


NHK 地球エコ2008 サイトオープン!

地球特派員スペシャル カーボンチャンス ~温暖化が世界経済を変える~
BS1 1月1日(火) 午後7:10~9:00
【特派員】江川紹子(ジャーナリスト)、伊藤洋一(エコノミスト)、江上剛(作家)
【スタジオゲスト】金子勝(慶応大学教授)、榊原英資(早稲田大学教授)
【司会】寺島実郎(日本総合研究所会長)

未来への提言スペシャル
地球温暖化に挑む ~世界のキーパーソンからのメッセージ~
総合 1月1日(祝・火) 午後9:40~10:40
【プレゼンター】 毛利衛(日本科学未来館館長・宇宙飛行士)、鎌倉千秋(NHKアナウンサー) 【ゲスト】 枝廣淳子(環境ジャーナリスト・ゴア氏の「不都合な真実」の訳者)
【出演】 ジェームズ・ハンセン/NASAゴダード宇宙研究所所長 ニコラス・スターン/経済学者(ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス教授) レオナルド・ディカプリオ/俳優 アル・ゴア/前アメリカ合衆国副大統領 ラジェンドラ・パチャウリ
# by hontou-no-koto | 2008-01-01 18:21 | 環境


「ほんとうのこと」サイト管理人のつぶやきblogです。


by hontou-no-koto

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